
こんにちは、Ken-D(けんでぃー)です。
現在2026年10月ですが、インフルエンザの季節がやってきましたね。今年は9月ごろから流行してしまい、皆さんが予防接種を受ける前に流行してしまったような感じがあります。
お子さんのインフルエンザ予防接種、もう考えていますか?
最近、耳にするようになったのが 「フルミスト」 という鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチンです。
「注射しなくていいなら、うちの子にもよさそう!」
「注射のワクチンと何が違うの?」
「副反応は大丈夫?」
そんな疑問を持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回は、フルミストの特徴や注射タイプとの違い、接種前に知っておきたい注意点について、分かりやすく解説します!
フルミストってなに?
小さなお子さんにとっては、ワクチン接種に伴う痛みは大きな懸念事項になります。フルミストは、鼻に噴霧して接種するインフルエンザワクチンです。
これまで一般的だった注射タイプとは異なり、針を刺さずに接種できることが大きな特徴です。
フルミストは「経鼻弱毒生インフルエンザワクチン」と呼ばれます。
名前のとおり、弱めたインフルエンザウイルスを利用した生ワクチンです。鼻の粘膜で免疫を誘導し、インフルエンザの発症予防を目指します。
日本では2024/25シーズンから接種できるようになりました。
何歳から接種できるの?
日本でのフルミストの対象年齢は、2歳以上19歳未満です。
接種方法は、左右の鼻に1回ずつ噴霧するだけ。
- 接種量:合計0.2mL
- 接種回数:各シーズン1回
- 接種方法:左右の鼻に各0.1mLずつ噴霧
注射を何度も受けるのが苦手なお子さんにとっては、うれしい選択肢ですね。
ただし、すべてのお子さんに適しているわけではありません。
注射タイプとフルミスト、どっちがいいの?
ここは気になるポイントですよね。
大切なのは、フルミストが注射タイプよりも明らかに優れていると証明されているわけではないということです。
どちらもインフルエンザの予防に使われるワクチンで、日本小児科学会は、対象となる小児では両者を同等に推奨しています。
| 比較 | フルミスト | 注射タイプ |
|---|---|---|
| 接種方法 | 鼻に噴霧 | 皮下注射 |
| ワクチンの種類 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
| 対象年齢 | 2歳以上19歳未満 | 生後6か月以上 |
| 接種回数 | 1シーズン1回 | 年齢などにより1〜2回 |
| 特徴 | 注射の痛みがない | 使用実績が豊富 |
※接種対象や回数は国内での承認内容に基づく一般的な比較です。実際の接種については医療機関で確認してください。
注射が苦手なお子さんにはフルミストが魅力的に感じられるかもしれません。
一方、喘息のあるお子さんなどでは、注射タイプが推奨されます。
「痛くないからフルミスト一択!」ではなく、お子さんの体質や周囲の環境も含めて選ぶことが大切です。
副反応はあるの?
フルミストは注射ではありませんが、副反応がまったくないわけではありません。
比較的よくみられるものとして、次のような症状があります。
- 鼻水・鼻づまり
- 咳
- のどの痛み
- 頭痛
- 発熱
鼻に噴霧するワクチンなので、接種後に鼻水などが出ることがあります。
まれではありますが、重いアレルギー反応などにも注意が必要です。
接種後に呼吸が苦しくなったり、顔色が悪くなったりした場合は、すぐに医療機関に相談してください。
こんなお子さんは接種前に相談を!
フルミストは生ワクチンなので、注射タイプとは異なる注意点があります。
特に、次のようなお子さんは、接種前に医師へ相談しましょう。
① 喘息がある
日本小児科学会は、特に喘息のあるお子さんには注射タイプの使用を推奨しています。
喘息の状態によっても判断が変わるため、接種前に必ず相談しましょう。
② 免疫機能に問題がある
免疫不全のあるお子さんなどには、フルミストではなく注射タイプが推奨されます。
免疫を抑える治療を受けている場合も、事前に医師へ伝えてください。
③ 家族に免疫不全の方がいる
フルミストのワクチンウイルスは、接種後に周囲の人へ伝播する可能性があります。
そのため、周囲に免疫不全の方がいる場合は、注射タイプが推奨されています。
④ 妊娠中の方や、対象年齢に当てはまらない方
妊婦さんや、2歳未満・19歳以上の方には、フルミストは推奨されません。
このほかにも接種できない場合や注意が必要な条件(ゼラチンアレルギーを有する方、中枢神経系の解剖学的バリアー破綻がある方、無脾症の方など)があります。アレルギー歴や治療中の病気などは、接種前に必ず医師へ伝えましょう。
鼻水が出ていても接種できる?
鼻水が少し出ているだけで、必ず接種できないというわけではありません。ただし、鼻づまりが強い場合や、発熱などの体調不良がある場合には、接種を延期した方がよいこともあります。
当日の体調を確認し、接種できるかどうかは医師に判断してもらいましょう。
フルミストを接種すればインフルエンザにかからない?
残念ながら、フルミストを接種してもインフルエンザにかかる可能性はあります。
ワクチンの効果は100%ではありません。
それでも、ワクチン接種はインフルエンザの発症予防に役立つ大切な手段です。
手洗いや換気、体調不良時の適切な対応なども組み合わせて、感染対策をしていきましょう。
Ken-Dのつぶやき 🐶
フルミストが登場したことで、インフルエンザ予防接種の選択肢が増えました。
注射が苦手なお子さんにとって、針を刺さずに接種できることは大きなメリットだと思います。
ただし、フルミストは生ワクチンなので、喘息や免疫機能、家族の健康状態などによっては適さない場合があります。
大切なのは、フルミストと注射タイプのどちらが優れているかではなく、お子さんに合った方法を選ぶこと。
接種方法で迷ったら、かかりつけの先生に相談してみてくださいね。
今年も、できる範囲でインフルエンザ対策をしていきましょう!
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。接種の可否や注意事項については、医療機関でご確認ください。
参考資料
- 日本小児科学会「経鼻弱毒生インフルエンザワクチンの使用に関する考え方」https://www.jpeds.or.jp/society-activities/pediatric-medical-care/vaccination/opinion/20607.html
- 日本小児科学会「2025/26 シーズンのインフルエンザ治療・予防指針」https://www.jpeds.or.jp/society-activities/pediatric-medical-care/vaccination/vaccinations-infectiousdiseases/20655.html



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