
こんにちは、Ken- D(けんでぃー)です。
赤ちゃんが元気だったのに、ある日突然亡くなってしまう。そんな悲しい病気が乳幼児突然死症候群(SIDS)です。
名前を聞いて、不安になる保護者の方も多いのではないでしょうか。
今回はSIDSとはどんな病気なのか、そして私たちにできる予防法についてまとめていきます。
SIDSとは?
SIDS(Sudden Infant Death Syndrome)は、
それまで元気だった赤ちゃんが、睡眠中などに突然亡くなってしまう病気です。詳しく調べても原因が特定できないことが特徴です。
考えられる病因・病態
SIDSは生後1歳までの内因性疾患とされていますが、特に生後1〜5か月がSIDSの60%-70%を占めるとされています。
残念ながら、正確な病因・病態は未だ解明されていません。
実際には、呼吸を調節する神経中枢(呼吸中枢)の未熟性が本幹にあり、そこに自律神経のアンバランスが重なることで、呼吸状態や循環状態が不安定になることで発症するのではないかとされています。
SIDSのリスク
原因は不明なものの、1997年の厚生労働省研究班により、疫学的因子(どのような子がSIDSになりやすいか)はある程度わかっています。
- うつ伏せ寝(オッズ比 3.0倍)
- 両親喫煙(オッズ比 4.8倍)
- ミルク栄養(オッズ比 4.7倍)
- 低出生体重児(オッズ比 4.2倍)
- 早期出産児(オッズ比 3.7倍)
その他、若年母親(10歳代)、着せすぎ、温めすぎ、先行感染、添い寝、男児、睡眠中、冬季、出生順位が高い、朝方に多い、などのリスク因子があります。
予防できることは?
原因がわかっていない以上、残念ながらSIDSを100%予防する方法はまだわかっていません。
しかし、リスクを下げることはできます。
①あお向け寝にする
最も大切な予防策です。寝返りができるようになった後は、自分で体勢を変えることもあります。
その場合は、まず寝かせるときにあお向けであれば大丈夫です
② たばこを避ける
妊娠中・出生後を問わず、たばこはSIDSのリスクを高めることが分かっています。
③母乳育児
母乳育児は、SIDSリスクを低下させる可能性が報告されています。
※もちろん、ミルク育児だから危険という意味ではないため、できる範囲で大丈夫です。
④ 柔らかい寝具を避ける
窒息予防の意味も含めて、
- 枕
- クッション
- 厚い布団
- ぬいぐるみ
などを寝床に置かないことが勧められています
Ken- Dのひとこと
SIDSという言葉を聞くと、どうしても怖くなりますよね。
でも、今わかっている予防法を実践することで、リスクを下げることはできます。
- あお向け寝
- 禁煙
- 安全な寝床
まずはこの3つを意識してみてください。
そして、
必要以上に不安になりすぎないことも大切です。
赤ちゃんとの毎日を、
安心して過ごしていただけたらと思います。
※この記事は一般的な情報提供を目的としています。症状や育児について不安がある場合は、かかりつけ医にご相談ください。


