急にぶつぶつが・・・こどものじんましん(蕁麻疹)について

こんにちは、Ken-D(けんでぃー)です。

最近投稿がまばらになってしまっています。4月は忙しいですね。。頑張ってまいります。

さて、夜間の救急当直などをやってるとかなりよく目にするのが、”じんましん”です。今日はじんましんについて一緒に勉強していきましょう。

じんましん(蕁麻疹)について

じんましん(蕁麻疹)というのは、「膨疹、すなわち紅斑を伴う一過性、限局性の浮腫が病的に出現する疾患」とされています。要するに、皮膚が一時的に赤く盛り上がり、かゆみが出る状態です。

定義に「病的に出現」とあるように、典型的にはじんましんは短い時間で全身に広がっていきますので、保護者の方は多くはびっくりして来院します。「じんましんが出ちゃって、、」と言って来院される方もいれば、「湿疹が一気にでました」と言って来院される方もいます。

じんましんと湿疹は別物ですので、実際には、小児科医は皮膚の様子をみて鑑別する必要があります。

湿疹との違いは、

①どのくらい時間続くか:じんましんは24時間以内に消える、湿疹は残る。

②皮膚の表面:じんましんはつるつる、湿疹はザラザラしている

などで鑑別することができます。

じんましんの原因は?

じんましんと聞くと、「アレルギーかな?」と思うかもしれません。もちろん、アレルギーによるじんましん(アレルギー性じんましん)も多いですが、最も多いのは「急性特発性じんましん」です。

特発性というのはつまり、特定の原因がわからない、ということです。感染症やストレス、疲労などが原因となると言われていますが、全く同じ状況になったとしても毎回必ず起こるわけでもありません。

なので、お子さんがじんましんが出た時に、原因として食事や薬剤が考えられるか、をまず考えて、心当たりのあるものがなければ、基本的には特発性じんましん、という理解でいいと思います。

じんましんの経過

基本的には1個1個の発疹は24時間以内に消失しますが、新しいじんましんが別の部位に出たり消えたりします。

4週間以内に自然治癒するといわれていますが、大体は1週間ぐらいでじんましんが出やすい期間は終了することが多いと思います。

症状としてはやはり痒みが強い場合は、眠りにつけないなど生活に支障が出る場合も多いため、アレルギーのお薬(抗ヒスタミン薬)を内服しながら様子をみます。毎日飲んでいたら、気づいたら発疹がでなくなってきた、という経過が多いですね。

内服の抗ヒスタミン薬以外も、塗り薬の抗ヒスタミン薬もあります。どうしても痒くてひっかいてしまう場合に、保湿目的としても使えます。

注意点

じんましんかなあ、と思っていたら呼吸がゼーゼーし始めて苦しくなったり、ふいに嘔吐したり、ぐったりしてボーっとするような状態になっている場合は、単なるじんましんではない可能性が高く、アナフィラキシーという、アレルギーが暴走したような状態を考えないといけません。その場合は、救急車を呼んでしまって構いません。

Ken-Dのひとこと

じんましんは見た目のインパクトが強いので、保護者のみなさんは心配して夜中でも受診する理由になります。お子さんにとっても、痒くて眠れない、気づいたら掻いてしまって肌が荒れてしまったなど困る症状が出るため、様子をみるのは難しいと思います。

これ大丈夫かな?と思ったら必ず受診するようにしましょう!

それではまた次の投稿でお会いしましょう。

※この記事は一般的な情報提供を目的としています。
症状がある場合は医療機関へご相談ください。

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